2001-2002 Winter Season、03/23 - 04/01。
イタリア、ドロミテ地方のスキーリゾート、ValGardenaで行われた"GARDENISSIMA"に参加してきた。
以下は、SKI JOURNAL 2002年9月号に掲載された手記である。
[ PHOTO ARCHIVE (80photos) ]
...「青色の空。赤い山々。白い空間。風の感触。凛とした空気。人生の匂い。快楽の香り。一杯のカプチーノ。それがイタリアスキー」
(キリスト像は街の中に高く掲げられて山に住む人々の安全を見守っている。)
イタリア、ヴァルガルディナ、午後3時。柔らかい太陽の光と凛とした春の空気。一杯のカプチーノとジェラート。雄大なドロミテの山々。至福の時間がゆったりと過ぎていく…
東京都スキー連盟下のエーデルスキークラブに所属している一向に上達しない先生泣かせの中級スキーヤー。カプチーノとミネラルウォーターをこよなく愛する28歳。家族は妻とネコ2匹。そんな自分が1998年のチェルビニアでのアズリッシモ、2000年のトナーレでのジガンティッシモに続き、ヴァルガルディナで開催されるガルデニッシマに挑戦するなんて「xxxx」(自主規制)と周りの人に言われても仕方が無い。
今回参加したガルデニッシマのコースプロフィールは全長6km、標高差約1000m、旗門数は100を超える異様なスケールを誇る。参加条件もヘルメット着用のみ。老若男女、プロアマ問わず参加できるGSレースだ。(スノーボードでもOK)実にイタリアらしいおおらかさである。で、どういう訳か、出発前にISCの柴田さんから「今回の旅行の体験記書いて下さい。よろしく」とお願いされてしまった。物事の頼み方が上手い人だ(苦笑)
そこで旅行中に書いていた日記を参考にしながら強く印象に残った日のことを思い出してみる…
(続く)