出勤してきたらメールチェックとニュースサイトのチェックから仕事が始まります。
そんな中でちょっと考えさせられるニュースをひとつ。
長年の仕事奪わないで ソニーのバイオ修理工ら 「われわれの長年の仕事を奪わないで」。ソニーの100%子会社「ソニーマーケティング」(東京都港区、従業員約3600人)でパソコン「VAIO(バイオ)」やゲーム機「プレステ」の修理を担当し、別会社などへの異動を迫られている50代の労組員ら約40人が18日、直接、品川区にある親会社のソニーに団体交渉を申し入れた。 ソニーマーケティング労組(土谷義孝委員長、約90人)の組合員らで、その多くはかつて「一人親方」と呼ばれ、長年、家電製品の修理をしてきた熟練工。大阪では月に1人約150台の商品を直しているという。 ソニーは昨年、約880億円の固定費削減方針を発表。修理工は営業や出張修理などへの職種転換か早期退職かを迫られた。早期退職者には年収の6年分前後が示され、約40人が職場を去った。
(引用:Yahoo!ニュース:2004/02/17付け記事よりより)
あのね。おまえら馬鹿かと思ったわけですよ。
「おまえら」とは、勿論ソニーマーケティングの経営陣のことですね。
ものつくりの現場において一番大事なのは「経験」なんです。
技術が蓄積した結果の経験が、危険な設計や実装を未然に防げるんです。
熟練工の人はその会社が誇るべき財産だと思うんですよ。
固定費削減というお題目で能無しの経営陣が解雇しているこの現状。
わけのわからない管理職ばかりいる会社で、どうやってまともなものが作れるというのだろう?
(例:PSPとかPSPとかPSP。)
経営陣は恥ということを知ってください。
技術者を大事にしないSONYという会社の終焉は近いですね(断言)
技術で成り上がり、技術で堕ちた会社の代名詞になるかもしれません。
***
そんなかんじで。
スキマ系技術者の端くれとして考えさせられたニュースでした。
「会社にとって技術者というのは消費するだけの存在なのでしょうか?」