ゲームボーイ上で動作するシーケンサー/シンセサイザーの"nanoloop"。
ついに待望のVer2.0の発売が決定しました。
今回のバージョンからゲームボーイアドバンス専用になっています。
物欲が高まっているこの頃(そういう時は大抵仕事が煮詰まっている)
ということで早速オーダー。
以下、約に立たない機能についての意訳を。
[シンセサイザー]
・自由に音のタイプを割り当てられることができる8音出力
・矩形波出力:3パルス幅、ローパスまたはハイパスフィルタ、ADSエンベロープ。
・整数比周波数を伴ったFMシンセ。2つのモジュレータ、第1モジュレータ用のADSエンベロープ。
・フィルターノイズ(フィルターエンベロープ無し)
・各音毎のARRヴォリュームエンベロープ(ゲート長は各ステップ毎に独立して設定可能)
・各音毎のピッチLFO。レンジは旧NANOLOOPのように奇数FMでわずかにデチューンされる。
[シーケンサー]
・8トラックステップシーケンサー。各チャネル毎に1〜16までの可変ステップ。
・段階状に編集するパラメータ。ボリューム、ピッチ、フィルター/モジュレーション、ゲート長、オフセット、パン。
・4から16ステップのループは一緒にチェインできる。
・ソングエディター。チャネルボリュームとフィルター設定付き。
・ランダムイベント。1つのボタンを押すことによってパラメータをシャッフル。
・段階的/ランダムによる順方向/方向へのループシフト。
・ボタンによる直接な音のトリガー。
[メモリ]
・256トラックと32ソングを保存可能(ソングはそのトラックを使用)
・トラックには名前を付けることができる。その名前は手入力もしくはランダム。
・ケーブルもしくはカートの交換によってループを交換可能。
・内部フラッシュメモリによるバックアップ。
・ハードディスクレコーディング。オーディオアウトプットでソングデータをデジタル出力することによって、PCに16bitWAVEファイルで保存可能。
[同期]
・リンクケーブルによって4つのNANOLOOPと同期可能。
・オプションのMIDIケーブルによってMIDIスレーブとして同期。(ケーブルは旧NANOLOOPのものが使用できる)
...大幅に機能がアップしているようです。サンプルの音を聴いた限りでは音が太くなったような気がします。
Ver1.2ではトラックのSAVE&LOADに泣かされたので、そこら辺の改善が見られると嬉しいです。
***
公式サイト(ドイツ)
nanoloop
国内代理店
meditations