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このところ。
DIARY 2004/04/14 12:42:17 0/0

カタイ話ばかりでいやはやなのだが。

今、イラクで人質になっている人たちの家族への批判が渦巻いているけど、家族を批判してどうするのだろう?

批判している人の心の貧しさが、腹立たしくまた哀れである。

疑問点を列記してみる。

・人質解放という情報の真偽。
・人質の家族に対する小泉の態度。
・「非戦闘地域」という前提。
・現状における自衛隊の活動の限界。
・政府の情報収集のまずさ。

特に政府の長たる小泉の態度が問題。
この人質事件の目的が「自衛隊撤退を要求する」ということである以上、政府の活動によって民間人に犠牲を強いていることになる。
自衛隊の派遣命令を出したのが内閣総理大臣である。
ということは、小泉は人質の家族に対して責任が発生する。
それなのに「私に責任は無い」と言ったということは、トップの資質として問題がある。

小泉はよく「痛みを伴う改革」と口にしているが、実際に痛むのは大多数の国民だけであることを分かった上で言っているのだろう。
そして彼自身が痛みを覚えることは無い。

ブッシュを長にもつアメリカ合衆国。小泉を長にもつ日本。どちらも阿呆が上にいるという時点で世界に恥を晒している。
政権交代が国民の立場からドラスティックに行われない限り、日本という国はこのままゆるやかに衰退の道をたどっていくと思う。

あと一言。
世の中には「ボランティア」という言葉を、自己弁護の手段にする人がいることも事実です。
そのような人はキライです。

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