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戦う姿勢。
DIARY 2004/04/01 10:56:05 0/0

ワールドカップ一次予選のシンガポールx日本戦。
あまりにもお粗末な試合内容にイライラしていたのは自分だけではないと思う。
かろうじて勝てたからいいけれど、選手に限らず監督、スタッフは本当に予選を戦い抜き、勝ち上がる気があるのだろうかと疑問に思う。

ジーコ監督のコメントより。

自分はそもそも大差で勝てるなんて思っていませんでしたし、昨日の会見でもそう言いました。とにかく着実に前に進んだということです。サッカーを国技としているような国に乗り込んできて、その相手国に対して大差で勝つなどということは、そもそも失礼です。とにかく今日はわれわれが着実に勝てたということを強調しておきます。

現在のA代表の状態では楽な試合ができるとは思えないから、大差で勝てる試合が無いという点については同意。
しかし、その後の「着実に勝てた」という点は?。
「かろうじて勝てた」という言葉が正しい。

確かに今は一歩前に進んだ。けれど、いつその歩みが止まるかはわからない。

欧州組のポテンシャルが高いのは納得する。しかしそれは個人の資質そのものであって、チームとして機能するかはまったく別物である。例えばワールドカップ本戦のように、合宿期間が長期にわたる場合は、ボールコミュニケーションの問題は解決されるだろう。
しかし、今は予選なのだ。試合直前での合流はむしろチーム内に混乱と孤立を齎す。
その証拠はいくつかある。
・国内組でかためたDF陣と欧州組のMF陣の連携が見られない
・FW陣の孤立。よほどのテクニックとパワーが無い限り、FWの2人だけでは点はとれない。
・壁パスなどの基本的なパスワークにおけるパスミスの多発。

とにかく。今のA代表には魅力が無い。危うさも含めた戦う姿勢を強烈に見せているのはU23だろう。

枠に飛ばないシュートはもう見たくない。ゴール前での適当なパスワークなんて見たくない。
自分が見たいのは前に向かって突き進む姿勢だ。

がんばれA代表。

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