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雑感。
DIARY 2003/12/18 19:09:50 0/0

このところ思うことをつらつらと。

・「独裁者の惨めな最期」という一文が目についたが、軍事主義に依った独裁者のほとんどは殺害されるか国外追放されるかのどちらかである。
民主主義では実現しないはずの独裁者たるブッシュの最期はどうなるのだろう。目前に控えた大統領選で「アメリカの良心」が問われる。

・「独裁者には死刑が妥当だ」と言ったブッシュ。独裁者が独裁者を笑う。
自分自身の滑稽さに気づいているのかな?

・衆愚政治と、英明な統治者による政治。果たしてどちらを選べばいいのだろか?
(民主主義の反対語ってなんだっけ?)

・民主主義の危うさは、多数決の論理が横行しやすいこと。
全体を100だとすると、その中の51を確保すれば多数決の論理によって全体を制御できる。さらに51の中の26を占めることができれば...というのが日本の民主主義の実体。
つまり日本の民主主義というのは、それが始まった明治維新から現在まで一貫して「少数による多数支配」なのである。

・権力の暴走と自殺を止められない民主主義は、すでに死んでいるようなものだ。

・日本の財政はすでに破綻しているのは周知の事実。破綻=破産なのだからなんとかしないとね。
単純に増税して済む話ではないですよ。やっぱり直接選挙によって国民の意思を問うべきでしょう。

・憲法を尊重した上で自衛隊の存在を定義するならば「国土防衛、災害救助、治安維持などに代表される、危険度が高い仕事を扱う集団」だと思っている。

・「日本という国に命を預けることができる人」っているのかな?

・「国家」の定義の再確認。
1:国土があること。2:主権があること。3:国民がいること。
国があるから国民があるのではない。だから「国体護持」なんて言葉は幻想なのである。

・年末になったせいか、殺伐とした事件が報道されることが多くなる。それも年を重ねる毎に「どうしようもない事件」が多くなる。
日本人の精神性は確実に「ゆるやかな自殺」の道を進んでいるようだ。

・事件でもう一つ。不良債権清算のために人員削減が積極的に進められた。
数字合わせに終止したその結果が「ものつくりに対する熟練度の低下」ではないか?

このくらいで。

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