for MOBILE powerd by MT4i
Individual Archive

連日繰り返されるイラク絡みの報道。
TVや新聞によるバイアスを考慮しても現地の状況は日々悪化していると見て間違いない。

そんな中、日本の外交官の方が銃撃されて亡くなるということが起きた。
ご家族の心痛を思うと、なんともやりきれない。

彼らの遺体が帰国したのち外務省は2階級特進を発表した。しかし彼らが望んでいたのはそんな階級なのだろうか?
NGOなどの援助活動をサポートしていた彼らが真に望んでいたのは「平和」であるはず。それが日本の国益につながると信じていたからこそ、危険度が日々増していくイラクでの仕事を、使命感を持って行っていたのではないか。

このような状態になった以上、イラクの全土は戦場であり「死地」である。
天の時、地の利、人の和。その全てが欠けている。
その死地に人を出すからには、長たる者の覚悟を問いたい。

「死んで来てください。運がよかったら生き残れるでしょう」
現地に派遣(または出兵)する自衛隊員の目を見て言えるのか?
そして隊員とともにイラクの地を踏むことはできるのか?

ねぇ。小泉さん。
あなたにそこまでの覚悟はありますか?

(2003/12/05 22:15 updated.)

Trackback :: http://www.loungelabel.com/mt/mt-tb.cgi/249

from [pshige's Type] :: 「なぜ戦争始めたの?」

「なぜ戦争始めたの?」という問いに対する答えをひとりひとりが仮にでも用意すべき日が近づいてると思う.次の世代に,あるいは子供・孫らに質問されたときの答えである. 今週中にも自衛隊年内派兵につながる閣議決定がなされる見通しである. Quoted from NIKKEI NET 政...

Post a Comment