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昨日、大伯父に逢ってきた。
大伯父(母方の祖父の兄弟)は2年前に膵臓ガンを患って以来、長い闘病生活を続けている。
もともとかなり達観していた人であるため自身の体のことはよくわかっているらしく、時折冗談を挟みながら自分の体のことや心情を話してくれた。
帰り際、大伯父と握手をした。その手は昔と変わらず大きくて、しっかりと力を篭めて握ってくれた。
「この握手で少しでも自分の生命力を分け与えられることができたら」
不意に何もいえなくなってしまった自分を察してか、大伯父は笑って「また来てくれよ」と言ってくれた。
手に残った握手の感覚。忘れないうちにまた逢いに行こう。
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